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ハンブルク日本映画祭上映決定!

『憐れみムマシカ』がドイツのハンブルク日本映画祭で上映されることになりました。

第13回ハンブルク日本映画祭
開催日程:2012年5月23日(水)〜5月27日(日)

『憐れみムマシカ』は5月26日(土)18:30から3001Kinoで上映されます。

ハンブルク日本映画祭公式サイトはこちら
                                                 2012.05.02

京都初日舞台挨拶決定!

1月15日(土) 17:35の回(上映終了後)

登壇:松田健太郎監督
                                                 2011.01.05

京都みなみ会館上映時間

京都みなみ会館の上映時間が決定しました!

1日1回、2週間の上映になります。(28日まで)
1/15(土)〜1/21(金) 17:35
1/22(土)〜1/28(金) 19:00
                                                 2010.12.14

京都公開2011年1月15日(土)からに決定!

京都みなみ会館の公開が2011年1月15日(土)からに決まりました!

1日1回2週間の上映になります。(28日まで)
1/15(土)〜1/21(金) 17:35
1/22(土)〜1/28(金) 時間調整中
                                                 2010.12.03

媒体掲載情報

先日21日(日)発売の産経新聞朝刊(大阪本社版)に 掲載された記事のweb版です。

・産経ニュース
http://bit.ly/8XVaMv
・イザ!
http://bit.ly/e2RaGZ
・Yhoo!ニュース
http://bit.ly/hLKz5G
                                                 2010.11.23

京都での公開が決定しました!

『憐れみムマシカ』京都での公開が決まりました!!

劇場:京都みなみ会館
来年1月公開予定。時間等、現在調整中です。
                                                 2010.11.22

媒体掲載情報

本日21日(日)発売の産経新聞朝刊(大阪本社版)に 松田健太郎監督と『憐れみムマシカ』の紹介をしていただいています。
                                                 2010.11.21

板倉善之さん(映画監督)トークイベント

11月16日(火) 18:50の回(上映終了後)

板倉善之(映画監督)×松田健太郎(監督)

※板倉善之(映画監督)1981年大阪生まれ。大阪芸術大学芸術計画学科入学時より映像 インスタレーション作品の制作を開始。『CURTAIN』等の作品をいくつかのクラブ イベントで発表。2回生時、映像制作を専門的に学ぶため、同大学映像学科に転学科。 卒業制作として初監督作品『日の底で』を完成。その後、短編映画『海ノダイナマイト』 を参考作品として、第2回CO2企画制作部門の助成監督の一人に選ばれ、『にくめ、 ハレルヤ!』を完成。また『屋根の上の赤い女』(岡太地監督)、『青空ポンチ』(柴田剛監督) などに出演者として参加。現在、大学時結成した「思考ノ喇叭社」を活動母体に映画活動を続ける。 主な監督作品に『日の底で』、『海ノダイナマイト』、『にくめ、ハレルヤ!』、『miminari』など。
                                                 2010.11.10

本日浅見小四郎さん舞台挨拶

本日11月7日(日)、主演の浅見小四郎さんと松田監督の舞台挨拶があります。

13:15の回(上映終了後)、14:50の回(上映終了後)
劇場でお待ちしております!
                                                 2010.11.07

いよいよ明日から大阪公開です!

明日、11月6日(土)からシネ・ヌーヴォXにてロードショーが始まります。

初日は監督の舞台挨拶あります! 2日目は主演の浅見小四郎さんを迎えての舞台挨拶あり! 是非、劇場にお越しください!
                                                 2010.11.05

下江一正(『憐れみムマシカ』カメラマン)×松田健太郎(監督)トークイベント

11月9日(火) 14:50の回(上映終了後)

下江一正(『憐れみムマシカ』カメラマン)×松田健太郎(監督)

撮影中の話をカメラマンの視点で振り返っていきたいと思います。
                                                 2010.11.05

初日舞台挨拶決定!

11月6日(土) 13:15の回(上映終了後)、14:50の回(上映終了後)

登壇:松田健太郎監督

11月7日(日) 13:15の回(上映終了後)、14:50の回(上映終了後)

登壇:浅見小四郎、松田健太郎監督
                                                 2010.10.21

清水艶さん(映画監督)トークイベント

11月24日(水) 20:30の回(上映終了後)

清水艶(映画監督)×松田健太郎(監督)

※清水艶(映画監督)1983年生まれ。2006年に大阪芸術大学映像学科を卒業。 在学中は関西のインディーズ映画作品に多数参加。卒業制作作品『シェアリング』 が第7回JCF学生映画祭でグランプリを受賞。夕張国際学生映画祭、ハンブルグ日本 映画祭などで招待上映される。また、母校の大阪芸術大学がテレビ局とタッグを組 み製作している産学協同ドラマでも、2007年、2008年と、一部監督として参加し ている。2010年、初の35mmフィルム作品『ホールイン・ワンダーランド』が完成。
                                                 2010.10.18

大森一樹さん(映画監督)トークイベント

11月17日(水) 18:50の回(上映終了後)

大森一樹(映画監督)×松田健太郎(監督)

※大森一樹(映画監督)1952年、大阪府生まれ。1977年に『オレンジロード急行』で第三回 城戸賞受賞。翌年に本作で監督デビューを果たす。以後、『ヒポクラテスたち』『風の歌を聴 け』『ゴジラVSビオランテ』『継承盃』『シュート!』『わが心の銀河鉄道〜宮沢賢治物語』 (第20回日本アカデミー賞優秀監督賞受賞)『T.R.Y』他、作品多数。エンタテインメント性 の強い作品を世に送り出し、日本映画を支えてきた人物。
                                                 2010.10.14

上映時間決定しました!

大阪シネ・ヌーヴォXでの上映時間が決まりました!

上映時間は劇場情報へ
                                                 2010.09.21

特別鑑賞券販売場所を追加しました!チケットぴあでも購入可能になりました!

チケットぴあ Pコード=462-283

チケット販売場所
シネ・ヌーヴォ/テアトル梅田/梅田ガーデンシネマ
まいどチケット(大阪駅前第2ビル内)/古着屋parampara

1,300円で好評販売中です!  劇場情報へ
                                                 2010.09.19

大阪公開初日11月6日(土)に決定!

大阪 シネ・ヌーヴォXの初日が11月6日(土)に決まりました!

上映時間は後日掲載いたします。
特別鑑賞券1,300円劇場窓口他にて、好評販売中です!
                                                 2010.09.13

東京千秋楽 監督舞台挨拶

9月3日(金)18:40の回(上映終了後)

監督の舞台挨拶を行います。
是非、お越しください!
                                                 2010.09.02

東京公開残り1週間!

渋谷アップリンクXでの上映も残すは後1週間となりました。
連日18:40から上映しています。お見逃しなく!
                                                 2010.08.28

大阪で特別鑑賞券販売開始しました!

大阪シネ・ヌーヴォ窓口にて特別鑑賞券¥1,300販売開始しました!

関西ではチケットぴあなど、特別鑑賞券の取り扱い場所を随時追加していく予定です。
決まり次第、当サイトに掲載します。

よろしくお願い致します。
                                                 2010.08.27

トークイベント情報

8月25日(水) 18:40の回(上映終了後)
岡太地(映画監督)×浜田弘典(映画監督)×松田健太郎(監督)
                                                 2010.08.20

大阪での公開が決定しました!

お待たせしました!
『憐れみムマシカ』大阪での公開が決まりました!!

劇場:シネ・ヌーヴォX
晩秋公開予定。時間等、現在調整中です。
                                                 2010.08.20

上映スケジュール

9月3日(金)までの上映が決定しました!

8月20日(金)まで15:30/17:10/18:40の3回上映になります。
8月21日(土)からは18:40のみの1回上映となります。

是非皆様、アップリンクXにお越しください!
                                                 2010.08.14

岡太地さん(映画監督)、浜田弘典さん(映画監督)トークイベント

8月25日(水) 18:40の回(上映終了後)

岡太地(映画監督)×浜田弘典(映画監督)×松田健太郎(監督)

※岡太地(映画監督)1980年京都府生まれ。大阪芸術大学映像学科へ進学。卒業制作で、初めて の16mmフィルム長編映画『トロイの欲情』(04)を監督。ぴあフィルムフェスティバル2005で準 グランプリを受賞。クローズアップと俯瞰のみの特異な構成と内容から、賛否両論を呼ぶ。本作の 映像世界に惹き込まれた人々からは、高い評価を得ている。その後、大阪市映像文化振興事業CO2 からの支援を受け、『放流人間』(06)を製作。同時期に、文化庁支援による「若手映画作家育成プ ロジェクト」の作家に選ばれ、『屋根の上の赤い女』(07)を監督。初の35mmフィルム作品となる。

※浜田弘典(映画監督) 1980年生まれ/1999年大阪芸術大学映像学科入学を機に映画製作を学び始める。在学中に製作し た短編映画、『屋上の釣人』と『片想いの春夏秋冬』が、水戸短編映像祭をはじめ、国内の映画祭 で多数入賞。2003年大阪芸術大学大学院に進む。『怨念黒髪の復讐』は修了作品として製作。
                                                 2010.08.11

明日から上映時間が変わります。

8月7日(土)から上映時間が変更になりますのでご注意ください。

15:30/17:10/18:40

暑い日が続きますが、涼しい映画館へ是非お越しください!
                                                 2010.08.06

トークイベント情報

8月4日(土) 20:50の回(上映終了後)
古厩智之(映画監督)×松田健太郎(監督)

8月5日(木) 20:50の回(上映終了後)
山口敏太郎(作家・オカルト研究家)×松田健太郎(監督)

8月7日(土) 18:40の回(上映終了後)
西岡琢也(脚本家)×近内陽佑(脚本)×松田健太郎(監督)

8月8日(日) 15:30の回(上映終了後)
本村健太郎(俳優・弁護士)×松田健太郎(監督)
                                                 2010.08.01

初日終了しました!

本日、キャスト・監督初日舞台挨拶を行いました。
多くのお客様にお越しいただき、ありがとうございました!
明日からも、『憐れみムマシカ』はアップリンクXで公開中です。
どうぞ宜しくお願い致します!
                                                 2010.07.31

明日公開!

『憐れみムマシカ』明日からの公開です!

皆さま是非お越しください!

初日舞台挨拶 7月31日(土)
13:15の回(上映終了後)/ 17:00の回(上映前)
登壇:浅見小四郎・大塚良重・菜葉菜・河合龍之介
    菅田俊・平子悟(エネルギー)・松田健太郎監督

※登壇者は都合により変更の場合がありますので、ご了承ください。
開場時間の1時間前から整理券を配布します。開場は上映開始の10〜15分前になります。
                                                 2010.07.30

媒体掲載情報

本日30日(金)発売の読売新聞夕刊映画欄に 『憐れみムマシカ』の紹介をしていただいています。
                                                 2010.07.30

古厩智之さん(映画監督)トークイベント

8月4日(土) 20:50の回(上映終了後)

古厩智之(映画監督)×松田健太郎(監督)

※古厩智之 (映画監督) 1968年生まれ。92年『灼熱のドッジボール』でPFFグランプリ。 代表作に『この窓は君のもの』(95年)、『まぶだち』(01年)、 『ロボコン』(03年)、『さよならみどりちゃん』(05年)、『奈緒子』 (08年)、『ホームレス中学生』(08年)、『武士道シックスティーン』(10年)など。
                                                 2010.07.27

いよいよ今週末公開!

『憐れみムマシカ』いよいよ今週末の公開です!
7月31日(土)より

特別鑑賞券も好評販売中です!

初日舞台挨拶 7月31日(土)
13:15の回(上映終了後)
登壇:浅見小四郎・大塚良重・菜葉菜・河合龍之介
    菅田俊・平子悟(エネルギー)・松田健太郎監督
※登壇者は都合により変更の場合がありますので、ご了承ください。

17:00の回(上映前)
登壇:浅見小四郎・大塚良重・菜葉菜・河合龍之介
    菅田俊・平子悟(エネルギー)・松田健太郎監督
※登壇者は都合により変更の場合がありますので、ご了承ください。
                                                 2010.07.26

「いのり・エネルギーの映画缶」7月24日放送!

テレビ埼玉「いのり・エネルギーの映画缶」という番組で、 『憐れみムマシカ』の紹介をしていただいています。松田監督と田中役のエネルギー平子 さんが対談しています。是非ご覧ください!

テレビ埼玉「いのり・エネルギーの映画缶」

2010年7月24日(土) 24:00〜24:15

                                                 2010.07.23

山口敏太郎さん(作家・オカルト研究家)トークイベント

8月5日(木) 20:50の回(上映終了後)

山口敏太郎(作家・オカルト研究家)×松田健太郎(監督)

※山口敏太郎(作家・漫画原作者・ライター・オカルト研究家・?山口敏太郎タートルカンパニー 代表取締役)妖怪・都市伝説・UMA(未確認生物)・怪談・心霊 スポット・UFO・日本史ミステリ ー・前世・格闘技・秘密結社・サンカ・忍び・幽霊・四次元・超能力・呪術など不思議分野の唯一の オールラウンドプレイヤー!! 「インターネット時代における異界観」という論文で放送大学院に て修士号取得。不思議分野において本格的な解説ができる作家であり、オカルト研究家である。テレ ビ・ラジオ出演が多く、TBS「クマグス」、テレビ東京「おはスタ」、日本テレビ「らじカルっ」、 テレビ朝日「TVタックル」、関西テレビ「未確認思考物隊」、朝日放送「ビーバップハイヒール」などで活躍。
                                                 2010.07.22

西岡琢也さん(脚本家)トークイベント

8月7日(土) 18:40の回(上映終了後)

西岡琢也(脚本家)×近内陽佑(脚本)×松田健太郎(監督)

※西岡琢也 (脚本家/日本シナリオ作家協会理事長)京都府出身、関西大学法学部卒業。 フリーの助監督を経て、79年脚本デビュー。大阪芸術大学映像学科教授も務める。 ■映画 「沈まぬ太陽」「秋深き」「火垂るの墓」「陽はまた昇る」 「金田一少年の事件簿」 「マリアの胃袋」「はいからさんが通る」 「犬死にせしもの」「TATOO<刺青>あり」 「ションベン・ライダー」「ガキ帝国」他多数 ■TV「京都迷宮案内シリーズ」「松ヶ枝町サーガ」「静かなるドン」「十七歳の戦争」他
                                                 2010.07.21

本村健太郎さん(俳優・弁護士)トークイベント

8月8日(日) 15:30の回(上映終了後)

本村健太郎(俳優・弁護士)×松田健太郎(監督)

※本村健太郎(俳優・弁護士) 佐賀県出身。テレビドラマ「イッキ!イッキ!東大へ」(EX)の準主役オーディションに合格し、 俳優としてデビュー。「行列のできる法律相談所」(NTV)や「スッキリ!!」(NTV)など、バラエ ティー番組でも活躍中。主なテレビドラマ出演作に、「法医学教室の事件ファイル」(EX)、「 第一級殺人弁護」(EX)、「徳川慶喜」(NHK)、「はるちゃん」(CX)などがある。
                                                 2010.07.21

未確認生物、渋谷に出没!?
ヌッチー画像

                                                 2010.07.17

初日舞台挨拶決定しました!7月31日(土)

公開初日舞台挨拶が決定しました!
7月31日(土)

13:15の回(上映終了後)
登壇:浅見小四郎・大塚良重・菜葉菜・河合龍之介
    菅田俊・平子悟(エネルギー)・松田健太郎監督

※登壇者は都合により変更の場合がありますので、ご了承ください。

17:00の回(上映前)
登壇:浅見小四郎・大塚良重・菜葉菜・河合龍之介
    菅田俊・平子悟(エネルギー)・松田健太郎監督

※登壇者は都合により変更の場合がありますので、ご了承ください。
                                                 2010.07.15

『憐れみムマシカ』ナイト!

7月16日(金)『ハッピーエンド』18:50の回上映終了後(アップリンクX)

月末に控える『憐れみムマシカ』上映を盛り上げる意欲も込めてのトークショーに。

ゲスト:山田篤宏監督&松田健太郎監督・菜葉菜・河合龍之介

※ジャンケン大会やります!商品つきます!
山田監督からは『ハッピーエンド』製作のきっかけとなった前作の短編『My First Kiss』のDVDを2名様に、 菜葉菜さんからは同じく短編のDVD『イッテ!』(佐藤隆太主演)と『代々木ブルース』(鈴木一真、長谷川 朝晴共演)を各1名様に、河合龍之介さんからはDVD付き写真集を2名様に。いずれも希望者にはサイン付き で差し上げます!また、松田健太郎監督からは『憐れみムマシカ』ペア特別鑑賞券を2名様にプレゼントいた します!

『ハッピーエンド』公式サイトはこちら
                                                 2010.07.10

作家・オカルト研究家の山口敏太郎さんから映画評をいただきました!

憐れみムマシカ映画評

山口敏太郎

この映画は、町おこしのためにUMA(未確認生物)騒動をでっちあげる男とその周辺で起こる事件を描いたドタバタコメディである。
この映画に出てくるようなUMA騒動は現実に発生している。アメリカのミシガン州では『ブラッシュモンキー』という謎の類人猿が何十年に も渡り出没しているが、何故か観光客の前にしか現れない(笑)しかも、一度捕獲されたことがあるが、正体は”着ぐるみを着たおっさん” であった。アメリカという国の凄いことは、その後も図々しく「ブラッシュモンキープロジェクト」が続いている点にある。

作品の中でも描かれているが、未確認生物を使った町おこしは現実に実施されており、そのルーツはアメリカにある。欧米では、クリプト ツアリズムという観光学が既に提唱されており、各地で実験的な町おこしが始まっている。『ブラッシュモンキー』で観光客を集めるミシ ガン州、『モスマン』という巨大な飛行UMAを扱った「モスマンフェスティバル」が、毎年ウェストバージニア州ポイント・プレザントで 開催されている。他にもアメリカでは「ビックフットフェスティバル」、イギリスでは「ネッシー写真オブジイヤー」が開催されている。
勿論、この動きは日本にも波及し「ガタゴン」や「ヒバゴン」「イッシー」などは、グッズ販売やイベントが開催されたこともある。

UMA(未確認生物)というのは、大変不確かな存在であり、捕獲されてしまうと単なる新種生物になってしまったり、悪戯やヤラセが露呈 する事になる。つまり、UMAは逃げ続けることで、UMAであり続けられるのだ。だから、UMAは決して捕まってはいけない。彼らは永遠の 逃亡者でなければならないのだ。今回の作品では、UMAという存在に付きまとう人間の思惑や欲望が見事に描きこまれており、核心をつい ているように思えた。UMA(未確認生物)は、人間が共有する作為的な共同幻想なのだ。
                                                 2010.07.13

中島貞夫監督コメント全文

「憐れみムマシカ」に寄せて

中島貞夫 (映画監督)

人間とは何ともおかしな生きものだ。
どうやら監督は直観的ながらそのことを知っている。

この作品に登場する中・高年は皆精一杯に生きている。度が過ぎるほどマジに、一生懸命生きている。特に主人公。 この中年のオジさんは、生きんが為にお金の為に、乗ってしまった一輪車。傍目には所詮はヤバイ道なれど、いや本人 もそれは承知で、こうなりゃ切ない迄に精一杯、ペダルを踏み続ける外はない。アホかいな。どう考えてもこの行為、 無為の行為に見えるにしても、一度走り出した一輪車、漕ぎ続けぬ限りはズッコケる。一生懸命、汗水たらしてペダル を漕ぎ続けるしかないその姿。
結果は、コケる。コケて当然。だからと言ってこの男、決して反省したり落ち込んだりなどしない。顔一面に貼った 絆創膏は痛々しいが、男にとってはこれも生きてる日々の、ほんの些細な一コマ漫画。
とにかくこの男を中心に、次から次に登場する中・高年は、いずれも元気一杯生きている。町長のド迫力、駐在の思 惑あり気なにやつき顔、特に自己中女房の身勝手さ。そうそれぞれがそれぞれに、勝手に生きているから元気。でもそ れぞれに、一生懸命生きている。それに引き換え、監督と同じ世代の若者達の、あの覇気の無い眼差しはどうしたこと か。

不景気風が吹きすさぶ今の日本の地方都市。その閉鎖感をぶち破ろうと町長が思い付いた未確認生物の捕獲作戦。そ こに引きずり込まれた男とその家族。そのドタバタを、監督は奇を衒わずに撮っている。一生懸命、生きてる姿として 捉えてる。
方向観を見失った今の日本。その中であがきもがく日本人。その姿がいつかWって見えてくる
。 人間とは、どこか哀しい存在だ。

それにしても若者達の醒めきった、あの眼差しが気にかかる。恐らくそんな若者に、どうしても監督が見せたかった のが、この映画のラスト・ショットではなかったか。
                                                 2010.07.05

公開まで後1ヶ月!

公開まで後1ヶ月になりました!
特別鑑賞券好評販売中です!
                                                 2010.07.01

特別鑑賞券販売開始しました!

劇場窓口(アップリンク)にて 特別鑑賞券¥1,300 販売中です。
                                                 2010.06.19

webサイトをリニューアルしました!

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                                                 2010.06.03

予告編をリニューアルしました!

予告編をリニューアルしました。
予告編はこちら
                                                 2010.06.01

「関西発!インディペンデント映画2010」のページでご紹介いただきました!

HogaHolicさんの「関西発!インディペンデント映画2010」というページでご紹介いただきました。
紹介ページはこちら
                                                 2010.05.29

公開日が決定しました!

渋谷アップリンクXでの公開日が決定しました!
2010年7月31日(土)より
7月31日(土)〜8月6日(金) (13:15/17:00/20:50)
8月7日(土)から         (15:30/17:10/18:40)
特別鑑賞券¥1,300 当日一般¥1,500 学生¥1,300 シニア¥1,000
                                                 2010.05.25

ツイッターをはじめました!

『憐れみムマシカ』のツイッターをはじめました!
ツイッターはこちら
                                                 2010.05.19

憐れみムマシカのクレジット
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